ここでは、さまざまなプレジションについて解説していきます。
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ランニングプレシジョン【Running precision】
ランニングプレシジョンとは、前回紹介したプレジションに助走をつけさらに遠くに跳ぶ技になります。
上記動画は右足踏切のなりますので左足踏切の方は逆バージョンでおこなってください。
手順はこのようになります。
1、走るようにして助走をつけます。
2、右足を障害物の上に乗せます。
3、両腕と左足を前に振り上げます。このとき両腕は約45°上に上げます。(走り幅跳びのイメージです)
4、踏み切った右足を前に出し両足を揃えます。
5、両腕を後ろに引きます。
6、両足を着地地点に持っていき着地をおこないます。このとき足指の付け根より少し下(母指球の横ライン上)が障害物の手前の角に乗るように着地をおこないます。
7、着地と同時にひざを逆ハの字のように外側に曲げ、後ろに引いていた両腕を前に出し着地の衝撃を和らげます。このとき膝を外側に曲げていないと勢いが強い場合、顔をひざにぶつけケガをする恐れがありますので必ず、外側に曲げましょう。
プライオ 【Plyometrics】
プライオとは、プレジションを連続しておこない移動する技になります。
手順はこのようになります。
1、両腕を後ろの引き、ひざを曲げます。
2、引いた両腕を前に振り、曲げたひざを伸ばし踏み切ります。
3、踏み切ったあと空中でひざをもう一度曲げます。
4、曲げたひざを着地地点に伸ばして着地をおこないます。
5、着地すると同時にひざを曲げ前に振った両腕を後ろに引きます。
6、上記2~5を繰り返しおこないます。
ストライド【Strideg】
スライドとは、走る動きに合わせて障害物を飛び移る技になります。
上記動画は初めの踏切動作は右足踏切になりますので左足踏切の方は逆バージョンでおこなってください。
手順はこのようになります。
1、走るようにして助走をつけます。
2、右足を障害物の上に乗せます。
3、左腕と左足を前に振り上げます。
4、左足を着地位置に伸ばし着地をおこないます。
5、着地をおこなったら右足と左腕を前に振り上げます。
6、右足を着地位置に伸ばし着地をおこないます。
7、上記3~6を繰り繰り返しおこないます。
180プレシジョン【180 precision】
180プレシジョンとは、プレシジョンの半回転着地の技になります。
上記動画は左回りになっていますので右回りの方は逆バージョンでおこなってください。
手順はこちらになります。
1、ひざを軽く曲げ、両腕を後ろの引きます。
2、着地位置を見ながら引いた両腕を前に振りひざを伸ばし、踏み切ります。
3、踏み切ったあともう一度空中でひざを曲げます。
4、曲げたと同時に腰から左回転にひねります。このときもずっと着地位置を見続けてください。
5、身体が半回転したら両腕を後ろに引き、ひざを伸ばし両足を着地位置に持っていき着地をおこないます。
6、着地をおこなったと同時に両腕を前に振り、膝を軽く曲げましょう。
※いきなり障害物上でやるのではなく平地でできるようになってからおこないましょう。
360プレシジョン【360 precision】
360プレジションとは、プレジションの1回転着地になります。
上記動画は左回りになっていますので右回りの方は逆バージョンでおこなってください。
手順はこちらになります。
1、ひざを軽く曲げ、両腕を右側に持っていきます。
2、着地位置を見ながら右側に持って行った両腕を左側に巻き付け、ひざを伸ばします。
3、ひざを伸ばしたと同時にあごを左肩に持っていく形で左側に向き左側に巻き付けた腕と肩を上に上げ踏み切ります。このとき胸を前に出すのではなく、上に上げるよう意識しましょう。
4、踏み切ったあともう一度空中でひざを曲げます。
5、半回転したら目線を着地位置に持っていきます。
6、そのまま目線は外さず着地位置に両足を伸ばします。
7、着地位置に足が乗ったらひざを曲げ衝撃を抑え着地をおこないます。
いかがだったでしょうか。
動画を参考にしてたくさん技を身に付けて動ける幅を広げていきましょう!