「パルクールって筋肉がないと出来ないんじゃないの?」って思うかもしれませんがそんなことはありません。
まず始めに、パルクールというのは走る・跳ぶ・登るといった動作を使ったスポーツになります。
例えば、子供のころ道路の白線の上や、歩道のブロックの上を渡ったり、飛び移ったりしたことはありませんか?これも立派なパルクールです。その際、筋トレをしてから挑戦していいたでしょうか?
パルクールは実践することで必要な筋肉がついていきます。
なのでもしプレジションを行う際などは、初めは短い距離から挑戦をして届くようであれば距離を伸ばしていきます。
そして頑張っても届きそうにないなーと思ったら一度ヴォルトなど違う技を練習してみてください。
忘れたころにまた、前に届きそうになかったプレジションを挑戦してみると案外届いたりします。
これは、別の技を練習することで必要な筋肉が鍛えられているからです。
パルクールをしていて鍛えられる筋肉はすべて必要な筋肉になりますのでたくさん練習をしましょう。
また、下手に筋トレ(ボディービルダーのような筋肉)をしてしまうとパルクールには必要のない筋肉がついて動きにくくなる恐れもありますのであまりオススメはしません。
それでも筋トレをしたい方はパルクールに必要な筋肉を鍛える方法をご紹介します。
Contents
パルクールに必要な筋トレ方法とは
ここではパルクールをするうえで必要な筋肉を鍛える方法をご紹介していきます。
まず筋トレを行うことでパフォーマンスの向上、上達の速さ、ケガの防止につながります。
腹筋
・エルボープランク
・片手(右)エルボープランク
・片手(左)エルボープランク
・ハンドプランク
と4種類のプランクを各1分間おこなっています。
初めての方は大変しんどいと思いますので出来る範囲で少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
腹筋を鍛えることでプレシジョンの着地の踏ん張りがよくなり安定しやすくなります。
また、前宙など抱え込み系のフリップの際、遠心力で抱え込みが甘くなってしまう人はおすすめです。
腕立て伏せ
腕力を鍛えることでコングヴォルト、カッシュボルトなど手を着いたとき体重や勢いでつぶれてしまいケガをする恐れを抑え、また腕の押しが強化され距離を伸ばすことができます。
ジャンプトレーニング
ジャンプ力を鍛えることでプレシジョンの距離を伸ばすことができ、またパルクールに必要な瞬発力も上がり、身体の動きも軽くなり自由な動きを取り入れることができます。
懸垂
懸垂をおこなうことでラシェ(鉄棒などぶら下がった状態からスイングし着地点にプレシジョンをおこなう)の距離を伸ばすことができます。
バランストレーニング
パルクールに必要なバランス感覚を鍛えることでバーの上を歩いたり、バープレシジョンなどバランスが必要なところでも簡単に移動することができます。
まとめ
初めての方は絶対に無理せず自分に合った時間を作ってトレーニングをしてください。
トレーニングでケガをしてパルクールができないとなっては元も子もありませんからね。
今回ご紹介した動画はすべて自重トレーニング(重りなどは使わず自分の体重のみで負荷をかけるトレーニング)になります。
自重トレーニングにすることでパルクールには必要のない筋肉はつけないようにし、動きづらさをなくします。
また、体幹トレーニングで自分の芯を鍛え、バランス感覚を強化しケガをしにくい身体作りを目指してみてはいかがでしょうか。
こちらでもパルクールのトレーニング方法、技の練習方法が載っているDVDがあります。